ハッピーエンドで終わらせない

悲しさの分だけ花を飾ろう

君の膵臓

 

 

「運命なんかなくて、自分でしてきた選択が積み重なってここに来たんだよ。」

 

夏休みに"君の膵臓をたべたい"を観に行った。

 

結構泣く場面は沢山あったんだと思うけど、私はその中でこの台詞が1番印象に残っている。

 

自分が今いる状況や、そこで出会ってる人たちだって、結局は自分の選択で決めてきたことなんだなと。

 

自分が今、当たり前のように通っている大学だって他にも選択肢はあったはずだけど、ここを選んで通っていること。そういう選択の積み重ねって言い方に強さはあるけれど、結局は自分が選んできたことじゃないですか。

それはみんな、同じことで、何かしらの選択を重ねて、今まで生きてきたんだと思っていて。

 

なんか、そういうことを考えると不思議だなぁと感じる。

 

その選択が上手くいかないことだって、

もちろんあったんだろうけど、

でも、今のわたしが幸せならそれでいいんじゃないかな。

 

自分が今までしてきた選択から得た経験があって、その経験が、今の自分にブレーキを踏ませちゃう時だってあるんだけど、

 

でも、そうやってブレーキを踏む選択をしたのは、紛れもなく自分自身なんだし。

 

それが今はもどかしいかもしれないけれど、

 

それで良かったって思える日が多分、きっと、

いつか来るはずなんだと思うんですよね。

 

それで、もし誰かとすれ違っちゃったとしたら、

 

それはブレーキを踏んでても、踏んでなくても、

 

すれ違うものなのだろうな。と。

 

難しいな。